×温い 〇温かい

先日のこと、息子が翌日に漢字テストを控えており、夜遅くまで特訓したと妻から聞きました。

漢字を書けるかどうかって、練習したかしないかですよね。そこに対して頑張るかどうか。頑張っていい点を取りたいかどうか。

息子は漢字の学習をあまり好きではないのか、あるいはテストをナメているのか(笑)、それほど積極的ではない様子。そこで父親である私が6時に起きて早朝特訓することになりました。

それで、その前に「自分は書けるのだろうか?」という疑問が湧き出たので、前日の深夜12時30分に漢字50個を書いてみました。

さすがに小学校3年生の漢字は書けます。が、満点だろう…と思ったら1個ミス。「あたたかい」を「温い」と書いてしまいました。正しくは「温かい」。「短い」と並べて問題を出すあたり、作問者はなかなかやるな、と思いました(笑)


漢字を教えるのは面白いです。


「鉄」の右側の「失」は突き出るけど、短いの左側の「矢」は突き出ない、なぜ?

「みじかいから突き出ない。長さが足りないから」、「鉄棒って長いでしょ。長さが足りてるから突き出る」みたいな感じで適当な理屈をつけると覚えてくれる。


「着物」の「着る」の下って「日」なの「目」なの?

「きもの」でしょ。「も」がつくでしょ。だから「まみむめも」の「目」でしょ。


「登る」の下ってどう書くんだっけ?

「イチ・クチ・ソ・イチ」


覚えるって、印象づけなんですよね。そのきっかけがあればスッと入ってくる。

きっと高校生らも英単語を覚えるときにこのきっかけが必要なんでしょうね。


しかし、日本人って「ひらがな50個」「カタカナ50個」「小学校で約1000個の漢字」を覚える訳じゃないですか。アルファベットは26個。大文字と小文字に分けても52個。

日本人って優秀だと思う。

宇野ブログ

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