It is not until we lose our heath that...

お馴染みの構文です。

It is not until we lose our heath that we realize its value.

我々は、失って初めて健康の価値がわかる。


発展レベルの子たちには、これは実は強調構文であるという説明をします。

It isとthatの間にあるnot until we lose our healthが強調されているんだよと。

この文がやっかいなのは、notがwe realize its valueから前に出てきているから。

元の文は、

We don't realize its value until we lose our health. (itsが指すのはour healthね)

となります。

強調構文になった時にnotだけが前に来るのは、英語のルール「否定語はできるだ左に」が働くから。


発展レベル以外の子たちには、

It is not until A that ~「(左から右へ訳して)Aして初めて~する」

と覚えよう、と説明します。


レベルによって説明を変えます。説明したくても「我慢」します。敢えて言わない。レベルによっては生徒が混乱しちゃうから。


この「敢えて言わない」っていうのは、実はすごく大事なことだと思っています。経験が少ないころは気合いばかり空回りして、全部話す。結果…生徒はもっとわからなくなってしまうんですよね。


それはさておき…

先日、息子が熱を出しました。

こうなると我が家の生活のペースは大きく変わります。

私は朝、妻と息子を送り出すとすぐに頭の中でその日の行動プランを考えます。それで、だいたいそのプラン通りに事が進みます。当然、仕事も済む訳です。

ところが…息子が体調を崩すとそういうプランは思い通りにいかなくなります。

この度は1日で熱が下がり学校も1日休んだだけでよかったのですが、まだ小さかった頃はホントにしょっちゅう病院に連れて行ったり、家で看病しながら仕事したりしました。苦しかったです😖


何を言いたいかというと、人の幸せとか楽しいことっていうのは「健康」というものの上にもろく、はななくも成り立っているってこと。

当たり前ではないのです。感謝、感謝です。


でもやっぱり人って失ってからじゃないと健康のありがたみが分からないんですよね。

明日、起きたらまず、家族の健康に感謝します。

そして、口内炎のない自分の身体に「ありがとう」と言うつもりです(笑)

宇野ブログ

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