誰かのためになる仕事

福山でコンビニに買い物に出たらこんなシーンを目撃。

道路の中央線を、今まさに引いていました。白いペンキみたいなやつで。

夜にやるんじゃないんですね。夜だとよく見えないか😓

でも、普通に車が上を通りそうだけど大丈夫なのでしょうか。


世の中にはいろんな仕事があるもんですね。そして、その多くは誰かのためになっている。


私の古い友人でヒデキさんという人がいます。高校を卒業してすぐに東京で料理人になって、途中で道を外れてワーキングホリデーを利用してニュージーランドに行って、いろいろあって、私と出会ったときは探偵をやっていました(笑)

すごくお給料がよかったらしいのですが、本人がよく「いい仕事ではない。ずっとできる仕事でもない」と言っていました。危ない目にあうこともあるとか。

私は常々「ヒデキさん、誰かを笑顔にする仕事をしようよ(笑)」って冗談で話していました。

するとヒデキさん、転職しました。そこで稼いだお金をもとに「デイトレーダー」になりました。インターネットの走りの時代で、家のパソコンで株の売買が簡単にできるようになった頃だと思います。きっと、探偵の仕事をしていてそういう話を仕入れたのでしょう。

しばらくして、「ヒデキさん、儲けてるの?」って聞いたら、「まあ、トントンか、ちょっと勝ってるかくらいだな。自由な時間があるのがいいんだよ」って言っていました。

私のセリフは当然「ヒデキさん、誰かを笑顔にする仕事をしようよ(笑)」です。


ヒデキさんは結局、数年でデイトレーダーは辞め、料理の仕事に戻りました。

今は広島で「さすらいの出張料理人」をしています。

ホテルとかじゃない場所で結婚式とか、パーティーをやる人たちに料理をふるまう仕事です。センスのある人で、枠にとらわれない素敵な料理をふるまっています。職歴ほどちゃらんぽらんな人間ではなく、愛されキャラなので今はいつも笑顔に囲まれています。


…そんな訳で、私もわずかですが誰かの力になりたいので、山のようにたまった英作文の添削に今から向き合おうと思います(笑)

宇野ブログ

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