私と胃カメラ

1年のうちで2度、憂うつな朝というのがあります。1日は合宿の朝、もう1日は健康診断の朝。

この景色を見るのが一番嫌な瞬間です(笑)

昨日も無事に検査は終わりました。上手な人とそうでない人がいるみたいで、昨日の人はあんまり上手い方ではなかったかも。まあまあ苦しかったです😵

助手さんが直前に「出来るだけゲップを我慢できたら早く済みますよ」と言ってくれました。が、鎮静剤で寝ているのにどうやってゲップのコントロールをできるのだろうか😅


さて、私がなぜ毎年胃カメラをするかを書きます。

それは、もちろん「胃がんの早期発見」が狙いです。

初めて胃カメラをやったのはいつだったでしょうか…今から15年くらい前のような気がします。なぜそうしようと思ったのかは覚えていません。

それで、初めての時は何もわからず壁に貼ってある「鼻からの胃カメラができるようになりました。口からカメラを入れるよりずっと楽です」という告知を見て、「じゃ、鼻からでお願いします」と決めた記憶があります。死ぬほど苦しかったです(笑)

それで、もう二度とやらないと決めてしばらくはずっとバリウムでの胃の検査をしていました。ですが、ある時、医師になった卒業生から「バリウムではなかなか胃がんは見つからないです。鎮静剤を打ってもらって胃カメラをやった方がいいですよ」とアドバイスを受けました。

私がなんのために胃カメラをやるか?そう、「胃がんの早期発見」が狙いです。それなのに胃がんの早期発見ができない方法で検査をするのは理にかなっていない…そう考えた私は、一度だけ鎮静剤での胃カメラをやってみようと思いました。すると、その時の担当の方が上手だったのか、それほど苦しくなかったのです。で、それ以来今に至ります。

苦しいのがゼロかと言われたら、今年のようにまあまあ苦しい年もあります。そして事前に憂うつなのも変わりませんが。

でも、この検査の後だけは「ああ、胃は健康なんだ」ということがわかってスッキリします。不安なく日常を過ごせます。

そんな訳で私は毎年この時期になると「もっと胃カメラを細くすべきだ。科学技術者様…」と騒ぎますが、それは季節の風物詩だと思ってください(笑)

私がひとつ羨ましく思うことは、私の周りの多くの人が「アナタは胃がんにならないから胃カメラしなくて大丈夫」って言われていることです。

これは体質?

「ぱっちり二重の目」と同じように「すっきり綺麗な胃」というのも生まれつき授かるものなのでしょうか。

確か若い年齢で胃のピロリ菌を除菌したら、ほぼ胃がんにならないみたいなことを病院で聞いた記憶があります。そんな訳でうちでは親が口にした食べ物は子供に食べさせないようにしています。虫歯菌もうつらないですしね。

宇野ブログ

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