翻訳対応ディスプレイ

先日、西武鉄道が翻訳対応透明ディスプレイを導入したというニュースを見ました。

画面越しに日本語で話したら、相手の言語に翻訳されて反対側に映る。逆もまたしかり。

いよいよ出ましたね。英語が入試の科目からなくなるということはそうそうないとは思いますが、英語(外国語)を話すというのは望んでいる人だけがやればいいことになりそうですね。


電車でよく外国人観光客を見かけますが、私はほとんど話しかけません。彼らが困っていても基本的には車掌さんに任せます。私が余計なことを言って、変な乗り換えだとか、ややこしいことになってもいけないので。細かな料金もわからないし。その点、車掌さんはよく尋ねられる質問には慣れているから、外国語ができるできないに関わらず対応ができる。

ですが、今日、外国人観光客に「This train goes to Hiroshima station?」って尋ねられて困っている日本人のお客さんがいました。で、あーあ、どうしようかな…と思っていたら、目が合っちゃったんですね、その外国人観光客さんと私が。

だから、「Yes」って答えました。「この電車は広島駅に行くよ」って。だけど、遠くから別の外国人観光客さんが「次の駅で乗り換えたらもっと早く広島駅に着くよ!」みたいなことを教えてくれたから、いろいろと説明しなくてはならなくなりました。「このままでも広島駅には着くよ」「だけどJR線に乗り換えたらもっと早い」みたいな感じで。

最終的には車掌さんが「Two hundred forty yen, please」って現金をもらって電車から降ろして、あとは外国人観光客たちで、あーでもない、こーでもない、って言いながら行っちゃったんだと思います。

でも、このディスプレイがあったら誰も困りませんよね。

すごい時代がやってきたもんだ。

宮島口~広島駅と宮島線は必須ですね。




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