入試でも割と登場する単語。
①「読み書きができる能力」という意味と、
②「ある分野の技能・能力」みたいな意味があるね。
①「読み書きができる能力」
「何それ?」って思う人がいるかもしれないね。昔は教育制度が整っていなかったこともあり、読み書きができない人がいたようだけど、今の日本は(ほぼすべての先進国は)教育制度が整っているので100%に近い人が読み書きの能力を持っている。途上国に行くとね、まだそういう教育が届いていないところがあるみたい。
②「ある分野の技能・能力」
「〇〇リテラシー」って言って、「何かが得意な能力」みたいな感じで日本語でも使われてる。「情報リテラシー」とか「ITリテラシー」とか「金融リテラシー」などなど、いくらでもある。
お金についてのリテラシーって、触れちゃいけないような領域で、あまり学校なんかでも教えられてなかったようだけど、これからはすごく大事になってくると思う。銀行にお金を預けていても利息がほとんどつかない時代だからね。iDeCoとかつみたてNISAとか、ああいうの授業で教えてくれたらいいのに…。
そして、これからの時代、なんと言っても重要なのはITリテラシーだと思う。これが高い人はスマホなんかを上手く使って、日常でやるべきことをスマホ1台でサクッと済ませちゃったりする。女子高生なんかでも、iPhoneを巧みに使って、SNSはもちろん、何かの申し込みをしたり、お得なアプリをゲットしてポイント貯めたり、すごいなぁって思う子がいる。今は恋人や結婚相手もマッチングアプリで探す時代なんだとか。
外国語はアプリで簡単に通訳してもらえる時代がすぐそこまで来ている気がする。
受験の英語はともかく、英会話っていうのは「やりたい人がやる」、そうでなければ「アプリで済ませる」という時代になるのかもしれない(既になっているのかもしれない)。
ただ、人として大事なことはいろんな分野のリテラシーをバランスよくもっていることかなと思う。「遊びのリテラシー」が高い人は一緒にいて楽しいし、「お金のリテラシー」が高い人は一緒に暮らすなら頼れるし、歳を取ってくれば「健康についてのリテラシー」は必要になってくるし…要はバランスが大切ってことなのかな。
0コメント