ハリーポッター見てたら、こんなのが出てきた。
「でも、これ全部どうやってお金を払ったらいいんだろう? 僕は全然お金持ってないよ」
ハリーポッターは英国の映画だから、いわゆるブリティッシュ・イングリッシュなわけ。だから、皆さんが馴染みのあるアメリカン・イングリッシュと少しだけ違いがあったりする。一般的に日本の学生が教科書で習ってきてるのはアメリカン・イングリッシュだからね。
英語って言うくらいだから、もともとは英国のものだったのにね。いまは英語って米国語になってる。言葉って国力を表してて面白い。メキシコやキューバはスペイン語を話すのに、ブラジルやアルゼンチンはポルトガル語。昔の国力がわかるよね。オーストラリアやニュージーランドは英語だし。
それはさておき、アメリカン・イングリッシュでは
I don't have any money. または I have no money. (not + any = no だからね)
と言います。
I haven't any money. はブリティッシュ・イングリッシュ特有の表現。
その上に、But how am I to pay for all this? ってあるamとtoはbe-to構文ってやつね。
最近、be-to構文は「運命」を省いて「予定(= will)」「意図(= will)」「義務(= should)」「(不)可能(= cannot)」で
「よ・い・ぎ・ふ(よい岐阜)」
って覚えよう、と教えてます。
面倒な人は、とにかくbe動詞とtoの部分をwillかshouldかcannotのいずれかに置き換えてしっくりくるもので訳せばいいんじゃないのかな。受験の英語はだいたいこれらでカタがつくはず。
だからhow am I to pay for all this?はhow should I pay for all this?に置き換えられる感じかな。ここのbe-toの意味を突き詰めると長い話になっちゃうからこのあたりで終わりにしておくけど。
そういえば、岐阜薬科大学に行った己斐校の卒業生がいたな…元気にしてるかな。
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