英語の勉強をしていて、おそらく最後に当たる壁が「名詞・冠詞」なんじゃないかと思う。
私もそれなりに無駄に長く英語に関わるお仕事をさせていただいておりますが、この「名詞・冠詞」のところは、どうやっても自分では理解できないところがあったり、ネイティブに聞かないと正しい使い方がわからないものがあったりします。
日本語では可算名詞・不可算名詞を区別しないし、冠詞も存在しない。これは「多分」でしかわからないけど、母国語が冠詞を有する言語であれば、もっと冠詞の概念というのはわかりやすいんじゃないかと想像する。日本人にとっては永遠のテーマだと思う。
先日、ちょっと機会があって、ある子供向けの英語の教材を見せてもらうことがあった。そしたら、すごく興味深い講を見つけた。おそらく「可算名詞・不可算名詞」を扱っているんだと思う。
「peach」にはaをつけるけど、「omlet」にはanがついて、「cereal」には何もつけないとなっている。
aとanの使い分けは難しくないが、不可算名詞ってネイティブの子はどうやって覚えるんだろう。
これは私の感覚だが、英語では「小さな粒」は数えない(面倒だから?)。だから、朝食用のcerealもrice(お米)もslmon roe(イクラ)も数えない。
あと一定の形を持たないものも数えない。例えば、bread(パン)やchocolateはこれに分類されるらしい…(-_-;) うーん、日本の技術をもってしたら、ヤマザキ製パンの「超芳醇」はいつもまったく同じ形に見えるし、明治製菓の板チョコもいつも同じグラム数のはず…😅
というか、pancakeが数えられて、breadが数えられないってどういうこと😅
そもそも、日本人100人呼んだら100人が「チョーク1本、2本…」て数えるはずなのに、なぜチョークは不可算名詞? 物質感が強すぎるから物質名詞扱いになったの?
sushi(握り寿司)は不可算名詞なのに、rice ball(おにぎり)は可算名詞…。
なるほど! 法則を見破ったゾ! 酢飯は数えちゃイカンのね💡
…いやいや、california roll(カリフォルニアロール)は可算名詞なんかーい😅(おそらくsushiは一定の形を持たない物質名詞扱い、おにぎりやカリフォルニアロールはballやrollが可算名詞だからそれに準ずる)
リンゴは丸のままだと可算名詞だけど、ひとたび皮をむいてカットしたらその果肉は不可算名詞になる。だから、フォークとかで刺して食べる、くし形のあのかたまりはa piece of appleとなる。というか、そもそも丸のままの形のリンゴは一定のサイズなのか?ヤマザキ製パンの「超芳醇」の方が断然一定ではないのか?
えー、最後まで読めたアナタ、合格です! アナタなら頑張れます!
英語の「名詞・冠詞」の世界へようこそ!
…どうです? もっと勉強してみたくなりましたか😉
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