今週いっぱいで国公立大の前期試験の結果がひと通り出揃います。
いい結果が出る子もいれば、そうでない子もいる。これは仕方ありません。
そんな時「頑張った成果が出たね」と声をかけたり「残念だったけど、努力した分はきっとこれからの人生に役立つよ」と慰めたり。できれば後者は使う機会がない方がいいのですが。
もちろん努力した分を形に残すということはとても大事なことなので、合格するのがいいのに決まっています。ただ、合格してしまったことで満足してしまって歩みを止めてしまっては困ります…
逆に大学受験では悔しい思いをしたのだけれど、その悔しさを胸に大学でも、社会人になっても、ずっと頑張り続けられるのであれば、その方がいいのかもしれません。悔しい気持ちというのは最も強いモチベーションだと私は思っています。「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)」というやつです。
薪の上に横たわり(かたい薪の上に横たわるのは痛いけど悔しい思いがあるから耐えられる)
肝をなめながら(肝は苦いけど悔しい思いがあるから耐えられる)
リベンジの機会をうかがうみたいな言葉だそうです。
合格しても歩みを止めず努力できれば素晴らしいですし、合格できなくても悔しさを胸に努力し続けられれば、それもまた素晴らしい。
そう、やっぱりずっと努力が必要ということなのでしょう。
「ちょっと休んでまた頑張ろう」
次のステージへ進んでいく、ボーイズ&ガールズへ送る言葉です。
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