この方を知らないという人はそんなにいないと思います。
原さんです。原辰徳さん。原監督という方が今の若い子にはピンとくると思います。WBCの優勝監督でもあります。
昨年度いっぱいで監督は辞めて、阿部さんにバトンタッチされました。
阿部さんにバトンタッチすることは既定路線だったようです。つまり、原さんはチームの若手選手を育てながら自分の次の指導者も育てていたということですね。
そんな原さんが昨年、二軍の試合を視察に行った時に阿部さんのことを注意したそうです。阿部さんは昨年まで二軍の監督。
原さんがなんて言ったかと言うと「試合中に、私でもイスの背もたれに背中をつけて試合を見ることはないぞ」だそうです。
きっと背もたれに背中をつけて座っている姿がちょっとふんぞり返っているように(偉そうに?)見えたのでしょう。
この言葉にはいろいろ詰まっていますよね。
私はこの話を聞いてハッとしました。
私にも、ふだん周りに軌道修正をしてくれる人はいません。
偉くなってはいけないですね。
0コメント